草彅剛「普通にやっていけば、どうにかなる」徳川慶喜が好評<青天を衝け>
放送が始まってそろそろ2カ月。現在の心境を聞かれると、「毎週あるってすごいなあって。毎週楽しみになるっていうのが連続ドラマの醍醐味ですね。みなさんと一緒にお芝居ができて楽しい日々を過ごしています」と話す。
撮影現場では、側近の平岡円四郎を演じている堤真一とのシーンが多い。
「堤さんとは何度か一緒にお芝居したことがあるですが、久しぶりで身が引き締まる思いと言うか、すごく緊張しましたが、今まで堤さんと培ってきた時間が、円四郎と慶喜のとてもいい関係性に反映されているのかなと思います」
堤には「昔から可愛がっていただいている」という。
「堤さんのお芝居がすごく好き。堤さんのように、(堤さんに)少しでも近く、演じられたらという意識があります。堤さんはそういう僕のことをもしかしたら分かっていてくれるみたいで、あまり余計なことは話さないんですけど、空気を感じて背中で語ってくれるような感じ。慶喜については何考えているか分からないところがいいと言ってくれました」
父親役である竹中とも初共演だが、「『草彅君が本当の息子のように見えてきた』て言ってくれて、すごいうれしかった」という。
一方で、吉沢、高良からは刺激を受けている。
「吉沢君にはとても純粋なオーラが漂っていて、体も体幹がしっかりしていて、そこからあふれ出るエネルギーが栄一にぴったりだなって思います。吉沢君と高良君からフレッシュな刺激を受けて、上に堤さんと竹中さんがいて、いい感じでサンドイッチされている」と、笑顔を見せた。