女性24歳「彼氏から連絡が戻ってきません。自然消滅を狙われているのか悩んでいます」【黒田勇樹のHP人生相談 123人目の2】

【黒田勇樹】では、恥を忍びつつ、答えようと思っていた傾向と対策を

 お返事ありがとうございます。しちゃいましたね…連絡。

 しちゃいますよね、連絡。

 出会い系どうこうはこんな時代なので特筆することでもないでしょう。

 しちゃったんなら仕方がない。きっと皆、そうしちゃうので誰も相談者さんを責めません。

 僕だけが、僕だけが
「結果が出ている問題の答えを出す」という“恥ずかしい思い”をするだけで済むんですからドントクライ!ノープロブレムです!

 さて、恥を忍びつつ、答えようと思っていた傾向と対策を。

 まず、どうして「連絡が減ったタイミングと遠距離になったタイミング」を伺ったかというと、

 そもそも遠距離になった途端て不安になることが多いから“連絡は多くなる”ハズなんです。

 どんなに忙しくても心の支えがあることは重要なので、ここでひとつ相手の中での相談者さんの立場が分かると思ったからです。

 もしも「遠距離になった途端に連絡が途絶えた」なら、「そもそも他の女が向こうにいた」か「相談者さんから逃げた」のどちらかと想定するべきと返答する予定でした。

 今回のケースは“遠距離から1年後に疎遠”なので、紛れもなく「他の心の支えが出来た」と思うのが定石。“趣味を楽しんでいる”なんて、よっぽどのことがない限り“人間関係の変化”が、あった証拠で、若い男性の、特に恋愛経験のある男性の人間関係が変化するということは、ほとんど「恋愛に近い」関係の変化があると思っていいです。

 次、行きましょう、次。

 さて「じゃあ、次回同じ失敗をしないでいい関係」を構築する秘訣。

「向こうから連絡してくる習慣を作っておく」

 なんでもいいです。同棲してれば「今から帰るよ。買ってくものはある?」、遠距離なら「帰りに電車で寝過ごさない様に、降りたら電話してね」とか、自然と毎日、相手から連絡するルールを作るのです。

 上手なルールが作れれば“これが頻繁なら〇”、“疎かになれば×”ぐらい簡単に判断できます。

 相手もこの戦法を取ってくることがマレにありますが、もうそれは

 相思相愛じゃん!上手くやれよ!

 なので、是非、次の恋愛が始まった時はこっそり上記の作戦をお試し下さい。

 

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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
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