王者になるために必要なもの。壽美「一番は強さ。二番目は心」、真優は「一番は気持ち。二番目は華」【Krush.124】

「メンタルを強化してきた」と真優

真優は前蹴りに絶対の自信

 真優は準決勝では顔面への前蹴り一発でNA☆NAをKOしていることから、前蹴りをめぐる攻防が試合を大きく左右すると思われている。

 真優が「自分の蹴り、前蹴りはどんなに対策を立てられていても当てる自信しかない。今までもそうだった。前蹴りだけは当ててきた。明日もしっかりバンバン当てる」と自信を見せれば壽美は「蹴りが多彩なことは知っているので、受け返しなどでも練習したし、一人でもシャドーの時から意識してきた」とし「当たったとしても私は止まらない」と言い切った。

 またチャンピオンになるために大事なものとして壽美は「格闘技である以上強さが一番。二番目は心のきれいさ」を挙げる。

 真優は「一番は気持ち。準決勝が終わってから決勝までの期間、自分は本当にメンタルが弱くて、すぐに練習でも泣いちゃうくらい落ち込んだりするが、チャンピオンになりたいという気持ちの強さが大事だと思うので、この期間はメンタル面を強くしてきた。明日は打ち合いになっても下がらないで立ち向かうと思うメンタル面を鍛えてきた」とメンタルの強さを挙げた。そして二番目としては「やっぱ華ですかね。チャンピオンになるには華も必要だと思う。そういう選手がチャンピオンにならないと意味がないと思っている」とトーナメント開催時の会見から貫く持論を展開。この“華”については壽美は「表舞台に立たせていただくので、身だしなみとかそういうところは大事にしようと思うが、トップランキングには入っていない」と語った。

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R
齋藤 紘也(WSRフェアテックス三ノ輪)vs マーク・バード・ジェームス(K-1ジム五反田チームキングス)

◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
里見 柚己(team NOVA)vs 堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)

◆第2試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
久保 一馬(FIGHT CLUB 428)vs 立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)

◆第3試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
迅也(北斗会館浅科道場)vs 昇也(士魂村上塾)

◆第4試合/Krushクルーザー級/3分3R・延長1R
植村 真弥(WSRフェアテックス幕張)vs 中平 卓見(北眞舘)

◆第5試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)vs 幸輝(インタージム)

◆第6試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
小嶋 瑠久(PURGE TOKYO)vs 斉藤 雄太(K-1ジム五反田チームキングス)

◆ダブルメインイベント第1試合(第7試合)/第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
真優(月心会チーム侍)vs 壽美(NEXT LEVEL渋谷)

◆ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
加藤 虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)vs 松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)
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