松岡力が加藤虎於奈からダウンを奪っての判定勝ちで王座獲得【Krush.124】

試合前、松岡(右)が額をぐいぐいと押し付けた(撮影・蔦野裕)

2Rに松岡が先制のダウンを奪う

 プライベートでも仲がいいとあって前日計量でも目を合わさなかった2人だったが、試合前のルールチェックの際に松岡が加藤に額を突きつけると加藤も譲らず一気に緊張感が高まった。。

 1R、ともに右カーフでの探り合いから加藤は左ミドル、松岡は前蹴り。徐々に距離を詰めてパンチを出し合うが、ともに紙一重でかわしていく。1月の試合で山際に大きなダメージを与えた加藤のカーフキックも、松岡は後ろ重心に構え、ダメージを回避。

 2Rも加藤はカーフキック、ロー、ミドル、前蹴りと多彩な蹴りを見せるが、松岡も右ミドル、ヒザ蹴りで対抗。しかし距離が詰まり組み合う場面が続き、両者にホールディングの注意が出る。