『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリの銭湯絵が東上野に登場!「銭湯のススメ。2021」は銭湯×スポーツがテーマ

 日本の魅力を発信するセレクトショップ「BEAMS JAPAN」が牛乳石鹸とともに銭湯の素晴らしさを伝えるコラボイベント「銭湯のススメ。2021」がスタートした。2019年に実施した同名イベントの第2弾では銭湯とスポーツの相性の良さに注目し、台東区・東上野の「寿湯」で行われた発表会にキービジュアルや銭湯絵を手がけた漫画家・文筆家のヤマザキマリらが登壇した。

銭湯の素晴らしさを伝えるイベント「銭湯のススメ。2021」会場となる「寿湯」(台東区・東上野)

 都内の銭湯は生活様式の変化や施設の老朽化、後継者不足などの要因により2019年までに約550店に減少。さらにコロナ禍が追い討ちをかけ、現時点で営業を続けているのは約490店にとどまっている。一方「寿湯」を始め若い世代が後継ぎとなった銭湯では、銭湯文化を絶やさないよう新しい取り組みを続けているという。

 株式会社ビームスの池内光取締役社長室長は、インパクト大の銭湯絵について「今回、スポーツと銭湯をかけ合わせる企画ということから、『テルマエ・ロマエ』『オリンピア・キュクロス』など、お風呂の文化やスポーツ大会の意義について描いているヤマザキマリさん以外適任者はいないということでお声がけし、古代から続くスポーツから注目の新競技、パラスポーツまで6競技を描いてもらった」と説明。

 牛乳石鹸共進社株式会社の福井弘志常務取締役は「今回のコラボでは、伝統を生かしながらも新しい要素を取り入れたヤマザキさんの素敵なデザインののれん、橙箱の石鹸、折りたたみの湯桶なども用意している」とイベントをアピールした。

1 2 3 4>>>