次世代の風力発電を知るシンポジウム開催

撮影者 西山芳一

 地産地消型の浮体式洋上風力発電について楽しみながら知ることができる「地産地消型浮体式洋上風力発電シンポジウム」が6月5日に東京、12日に北海道にて開催される(参加費無料、事前申込制)。

 イベントは、地産地消型浮体式洋上風力発電の導入を目指す地域に暮らす地元住民や関係者などの理解醸成を図ることを目的に環境省の主催で行われるもの。

 浮体式洋上風力発電とは、洋上風力発電の一種で、洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用する風力発電のこと。着床式洋上風力発電施設に適しているとされる浅い海より深い海での洋上風力発電に活用されている。海に囲まれた日本でも、そのポテンシャルに期待が寄せられている。シンポジウムでは、国内外の動向、地域振興、雇用創出、漁業協調などのテーマについて、講演、講演者と地域の関係者などによるパネルディスカッションを予定。

 また、シンポジウム開催にあたり“科学のお姉さん”として活躍中の理系タレント五十嵐美樹が「環境省浮体式洋上風力発電広報アンバサダー」に就任。当日は、展示コーナーにて五十嵐美樹による、子供向けの実験教室も実施予定(参加費無料、事前申込制。定員:親子10組程度)。

 シンポジウムの様子は公式YouTubeにてオンライン配信(YouTubeLIVE)する予定(詳細は後日、特設ホームページにて紹介)。

“科学のお姉さん”として大人気の理系タレント五十嵐美樹も登場
「地産地消型浮体式洋上風力発電シンポジウム」(東京)
【開催日時】2021年6月5日(土)シンポジウム:15~17時(受付14時開始。事前申し込みが必要)/展示コーナー:12~17時(誰でも参加可能)
※13時から展示コーナーにて広報アンバサダー・五十嵐美樹による親子ワークショップを実施(要事前申し込み)
【東京会場】KFCホール(墨田区横網1-6-1国際ファッションセンタービル)
【申し込み・問い合わせ】E-mail:event@flowers.or.jp「地産地消型浮体式洋上風力発電シンポジウム」事務局(担当:森、坂田、小川)※定員に達ししだい受付終了 
【特設ホームページ】 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/fowt/after.html
※新型コロナウイルス感染症の状況などにより内容や開催形式の変更、または延期・中止の可能性もあり