武尊の檄にトーナメント出場の橋本実生「今回、結果を出さないと終わりだと思っている」【K-1】

橋本のおとなしめの動きに武尊が「もう一丁」と結局2Rのマススパーリング

前回の敗戦で「本当に辞めようと思った」

 橋本は前戦で吉岡ビギンと「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し、延長の末、判定で敗れた。この敗戦ついては「練習とかはこうしたら良かったというものは何もない。できることはすべてやったと思っている。だから日ごろの格闘技だけではなく、人として何かが足りなかったのかと思う。周りへの感謝とか、そういう当たり前のことをしていかないといけないと思う」と反省。また敗戦後は「本当に辞めようと思った。でも、2~3カ月くらい練習もしないで遊んでばかりいたが、楽しくない。他の仕事をしようと思ったが、できないし、格闘技しかないと思って格闘技をしています」と引退も考えたことを明かした。

 また自らの欠点については「すぐ熱くなって大振りになる。そういうところは直そうと思っている」としつつも「僕が熱くなれば会場も熱くなるからいいかなと思っている。全然気にしていない。そうじゃないとお客さんは盛り上がらないと思う。観客の声が聞こえるとこっちもやる気が出る。だから今回も最初から打ち合おうと思う」とも語った。