東京ドームで朝倉未来vsクレベル・コイケ。クレベルが一本勝ちを予告。朝倉は「KOしたい」【RIZIN.28】

クレベル「私は1回のチャンスを逃さない」

　クレベルは朝倉の組み技については「それは私はあまり心配していない。全然問題ない。私はいつも言っているが、1回チャンスがあればいい。彼が半年くらい（組み技を練習しても）スタイルを変えることはできない。それと同じように私も1カ月でストライカーになるのは無理。彼が変わるか変わらないかは私は心配していない」などと語った。

　そして試合については「柔術をやっているから柔術で戦う。サブミッションで一本勝ちしたい。彼が一度でもミスをしたら、私はその1回のチャンスを逃さない。間違いない」とこちらは得意のサブミッションでの勝利を予告した。

　またともにこの試合に勝利後はフェザー級王者・斎藤との対戦を希望した。

　RIZINは今秋にフェザー級GPの開催を予定しているのだが、その中でのこのカードが実現したことについて榊原信行CEOは「東京ドームで18年ぶりに大会を開催する。僕らも本気で出し惜しみすることなくカードを編成していこうと思っている。未来選手にオファーをした際に何人か選手を提示した。クレベル選手のほかにも国内の数名の選手を提示したが、僕らの意図も含めて“クレベルで行く”ということを決断してくれた。東京ドームにふさわしい試合だと思っている。先のことは分からないが、トップである斎藤選手を含め、この試合が事実上、日本で今出せるフェザー級のベストオブベストのカードなのではと思っている」などと語った。

　また斎藤についてもノンタイトル戦ではあるが試合が組まれる予定となっている。