山下実優が辰巳リカを破りプリプリ王座を2年ぶりに奪還。6・6さいたまSAで坂崎ユカを迎撃へ【東京女子プロレス】

フィニッシュは山下のクラッシュ・ラビットヒート

 バックステージで山下は「前哨戦でも結構やられてたし、何するか分かんないから、その前にハイキック一発入れて決めてやろうかなって思ったんですけど。簡単にいく相手でもないし、結構、足も首もやられましたけど、ここでまだまだ負けるわけにはいかないので、最後は意地で取って。久しぶりにベルトも巻きたかったですし、何よりも6月6日にさいたまSAに立てるチャンスだったので、負けられない戦いに勝つことができたっていうことですかね」と試合を振り返った。

 これで3度目の王座戴冠となったが、山下は「この試合を迎えるまでメチャクチャ複雑で。チャンピオンにならないと、さいたまSAの舞台に立てないし。タイトルマッチっていう、自分が一番立ちたい最高の舞台に立てない。だけど、リカっていう最強の相手を倒さないといけない。もしチャンピオンになって、さいたまSAが決まったら決まったでどうなるんだろうって。両国(2019年11月3日)でユカちゃんと中島が、大きい舞台でタイトルマッチをやってる姿を見ていた私としては、メチャクチャ大きいプレッシャーのなかで戦わなきゃいけないんだなっていうのが。先走った気持ちでしたけど、いろんな気持ちが重なって、その分、今までにないタイトルマッチだったなっていうのはあります」とコメント。