SSFF2021「オフィシャルコンペティション supported by Sony」【space O/オンライン】

インターナショナル部門特別上映作品『デイビッド』(リアル/オンライン上映)

 コロナ禍の中でも、世界中から3000作品以上の応募があった今年のオフィシャルコンペティション。コロナがフィルムメーカーに与えた影響を感じさせる作品も多く、リアルな交流が断たれた中にあって世界各地の“今”にふれることができるコンペとなりそうだ。

 コンペティションでは、俳優として活躍する森山未來監督、永山瑛太主演作『in-side-out』 や、照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督、満島ひかり主演作『演じる女』がジャパン部門にノミネートされているのも注目だ。インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の3部門の各優秀賞は米アカデミー賞ノミネート候補作となり、そのうち最も優れた1本にグランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」が贈られる。

 また、今年も国内外の豪華な特別上映作品が集結。インターナショナル部門では、カンヌ国際映画祭に入選した、人気俳優ウィル・フェレル出演のコメディー『デイビッド』や、ベン・ウィショー出演作『ミス・フォーチュネット』を特別上映。アジア インターナショナル部門では韓国の俊英キム・ボラ監督作『リコーダーのテスト』を特別上映。同作はアメリカ監督協会の最優秀学生作品賞を受賞。主人公の少女のその後を描いた長編『はちどり』はベルリン国際映画祭をはじめ世界的に高く評価された。ジャパン部門では、國村隼主演作『願いのカクテル』や、筒井真理子主演作『The Supermission』を特別上映する。

アジア インターナショナル部門特別上映『リコーダーのテスト』(リアル上映のみ)
ジャパン部門特別上映『願いのカクテル』(リアル上映のみ)
ジャパン部門ノミネート、森山未來監督&永山瑛太主演作『in-side-out』(リアル/オンライン上映)
『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021』
【上映会場】オンライン会場および表参道ヒルズ スペースオー、iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンス(赤坂インターシティAIR)含む都内複数の会場にて ※開催期間は各会場によって異なる
【料金】無料上映(要予約)/無料配信 ※一部、有料イベントあり(予定)※5月12日(水)より予約開始
【URL】https://www.shortshorts.org/2021※新型コロナウイルスの感染状況により変更の場合あり