最終試合で中村倫也、宇佐美正パトリックが勝利。齋藤奨司、漆間蒋生は無念の敗戦【格闘DREAMERS】

第7試合でTKO勝ちを収めた宇佐美(©AbemaTV,Inc.)

宇佐美は強烈なパンチでTKO勝ち

 第7試合は72kg契約で宇佐美正パトリック(GENERATIONSチーム)と日高健太郎(KRAZY BEE)が対戦した。

 宇佐美はジュニア時代から空手で数々の大会で優勝し、高校では全国大会で6冠を果たした。ボクシングで東京オリンピック出場を目指していたものの選考会では準決勝で敗退し、プロ転向を目指し今回のオーディションに応募した。

 対する日高は今年3月に「DEEPフューチャーキングトーナメント2020」のウェルター級で優勝を果たしている強豪だ。

 1R、日高がいきなりタックルも宇佐美はかわす。日高のタックルにパンチを合わせる宇佐美。日高はローとカーフを蹴り分け、パンチからタックル。宇佐美はバックステップでかわす。宇佐美が左右のフックを当てると日高はワンツーで反撃。日高は前蹴り、左ハイキック、そして右ロー、左ミドル。宇佐美はパンチも日高はバックステップ。日高のタックルは宇佐美がバックステップでかわす。

 2R、日高がフェイントからタックルも、宇佐美は許さず。日高は右ローから前蹴りを放つが同時に宇佐美も前蹴りを放ち、日高の前蹴りがロープローとなり試合は中断。再開後の打ち合いで宇佐美の左フックで日高が尻もち。宇佐美が右フックで追撃も、日高はタックルでしのぐ。しかし宇佐美はそこでフロントチョーク。そのままケージに押し込むが日高はしのいで首を抜く。ここから再度打ち合いとなるが、宇佐美が打ち勝ち、日高がヒザをついたところで宇佐美が追撃のパンチ。レフェリーが試合を止めて、2R2分6秒で宇佐美のTKO勝ちとなった。