第2代クルーザー級王者決定トーナメント開催。準決勝は杉本vs谷川、RUI vs サッタリ【Krush.127】

RUI「このベルトを福岡から出すわけにはいかない」

　それぞれ決勝で戦いたい相手として杉本は「サッタリ選手は今一番勢いがあって強いと思うので、やってみたいとは思っている」、谷川は「どっちが来てもいいかなと思っている。何があるか分からないのが重量級だと思うので、どっちの対策もしたい」、RUIは「正直、1回戦だけを見ている。谷川選手も杉本選手も対戦経験があってどっちともやってみたいが、決勝でやるなら何年か前に負けている杉本選手とやりたい」、サッタリは「誰が上がって来るかは予想しづらい。誰が上がってこようと自分は対戦相手をぶちのめすということだけに集中して練習していくので、そこは変わらない。でも何が起こるか分からないので、そこは自分でも楽しみにしている」などと語った。

　また初代王座の座を親友のK-Jeeと争ったRUIは「このベルトに対して一番思いが強いのは俺だと思っている。前回、目の前でベルトを巻かれてすごく悔しい思いもした。やっぱり一番じゃないと2位も3位も意味がない。先輩のK-Jeeがベルトを返上したことで生まれたトーナメント。このベルトがもともとあったのは福岡なので、福岡から出すわけにはいかない。2代目として必ず腰に巻きたい」と改めてベルトへの思いを語る。そして「このKrushのベルトを巻いて、夢に向かって突き進みたい。今、各階級が盛り上がってきている。その中で重量級の違いを見せて4選手がぶつかり合えば、おのずと盛り上がってくる。重量級の今後につながる、試されているトーナメントなのかとも思っている」と今後の重量級の盛り上がりについても言及した。