リッキー・フジ&大和ヒロシがWBCタッグ王座初Vに成功「ベルトとともに、この団体をもっともっと盛り上げていきます」【バリアフリープロレスHERO】
フィニッシュはリッキーの9999(撮影・伊藤健史)
8・13新宿で加藤茂郎&千葉智紹を迎撃へ
聴覚障害レスラーも在籍する「バリアフリープロレスHERO」が5月29日、東京・新木場1stRINGで「HERO28~ヤミキ&ワイルド・セブン追悼大会」を開催。メインイベントではWBCタッグ王者のリッキー・フジ、大和ヒロシ組が洞口義浩、松田慶三組の挑戦を退け初防衛に成功。8月13日の東京・新宿FACEでダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)の挑戦を受けることが決まった。
今大会は、2016年春に急逝したHERO創設者で“聾レスラーのパイオニア”であるヤミキさんと、2019年5月5日にがんのため亡くなった“HERO終身GM”ワイルド・セブンさんの追悼大会となった。
リッキー組は2月20日の新木場大会で友龍、ワイルド・ベアー組を破り王座を奪取。挑戦の名乗りを挙げた洞口がパートナーに松田を指名してチャレンジした。
百戦錬磨のリッキー組が好連係を見せると、洞口組も急造チームとは思えぬ合体技も披露。洞口がリッキーにネックスクリューからジャーマンを狙ったところで、大和がドロップキックを見舞うと、洞口と松田が衝突。リッキーと大和がダブルのカミカゼを繰り出すと、大和が洞口にフィッシャーマンバスター。すかさず、リッキーが9999を決めて、洞口から3カウントを奪取した。