チャン・リーが新鋭・紗依茄に2-1の判定勝ち。女子アトム級で復活の狼煙【Krush-EX】

アグレッシブに攻め込むチャン・リー(右)(撮影・荒木理臣)

 対する紗依茄は現在16歳のJKファイター。「第9回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-50kg」で優勝し、今年1月にプロデビューを果たした。ジュニアのころからNOZOMIとは互いを知る仲。K-1ジャパングループではNOZOMIに先行された形となっており、NOZOMIが破ったリーには勝利しておきたいところ。

 試合は1Rからリーがプレッシャーをかけて前に出る。紗依茄は前蹴り、パンチの連打で押し返す。終了間際、リーは詰めて左ミドルからパンチの連打。紗依茄も応じ、打ち合いのままゴング。

 2Rに入ってもプレッシャーをかけるのはリー。紗依茄は下がりながらもカーフキック、パンチを出すが、リーの圧力は強い。距離が詰まり組み合ってしまう場面が増えるが、ここでもリーは紗依茄を振り回しこかしていく。リーはプレッシャーをかけ、紗依茄をコーナーに詰めると左のガードを下げ、パンチを誘う。紗依茄がパンチを放つも距離が詰まりブレイク。再開後もリーはプレッシャーをかけ追い込むが、紗依茄は下がりながらもパンチを放っていく。