東京ドーム大会の那須川天心の対戦相手が大﨑孔稀、HIROYA、当日発表の「X」に決定【RIZIN.28】
3人目の「X」は「“それで来たか”という選手」と榊原氏
HIROYAは当日は75kg、那須川は62kgと実に13kgの体重差があることから那須川は8オンス、HIROYAは10オンスのグローブハンデのもとで試合が行われる。
3人目の「X」について、榊原氏は「“それで来たか”という選手に交渉して口説けました。皆さんに驚いてもらえると思う。天心はよく受けたと思う」と自信を見せた。
ルール等の詳細は追って発表されるが3ノックダウン制、シューズの着用は自由、バックブロー、スーパーマンパンチといった通常のボクシングでは認められない攻撃も認められる。
1R目の選手を那須川がKO、またはTKOすれば、1R目の選手は終了し、2人目に進む。逆に那須川が1R目、ないしは2R目で敗れた場合は以降のラウンドは行われない。
そしてこの試合はセミファイナルで行われ、メインは朝倉未来vsクレベル・コイケの一戦となることも合わせて発表された。
那須川は当初はこの6月13日にRIZIN、K-1、RISEによる共同のイベントによる東京ドーム大会で、K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との対戦が調整されていた。しかし武尊のケガや諸般の事情で試合決定には至らず。その後、RIZINが予定していた東京ドーム大会がこの日にスライドしたこともあり、RIZINが那須川の対戦相手について過去に「那須川と戦いたい」と発言した選手たちに対戦交渉を行ったがいずれも不調に終わった。この状況の中、「誰もやっていないチャレンジ」ということで1Rずつ3人の選手と戦うというプランが浮上していた。