コロナ禍の新たな国際映画祭の形!「SSFF & ASIA 2021」OPをリアルおよび全世界ライブ配信

 

 Shibuya Diversity Award発表では長谷部健渋谷区長が登壇。受賞作『静かに』(イスラエル)をたたえつつ「エンターテインメントも渋谷の大きなエネルギー。いろいろなサポートや新しい試みをしています」と話した。

「MILBON AWARD(ミルボン アワード)」制作発表では東かほり、小篠恵奈、野崎智子が、アルヒ株式会社とのコラボレーション作品『俺の海』からはキャストの紺野まひる、和田正人、髙橋大翔が登壇。

 ミュージカルショートフィルム企画コンペティション優秀賞発表ではプレゼンターとして寺脇康文が登壇。寺脇は「ほっこりできるハッピーエンドが見たいと思っていたときにぴったりな作品」とメグ・イガラシ監督の企画に期待を寄せつつ、別所とダブルキャストを務めるミュージカル『マイ・フェア・レディ』で「また今年、苦楽をともにしましょう」と笑顔。

 コンペ出品作『in-side-out』を手がけた監督の森山未來とキャストの永山瑛太の他、地球を救え! 環境大臣賞に小泉進次郎環境大臣がコメント映像を寄せた。

 リモートで海外監督らが参加、イベントは英語対応で全世界にライブ配信されるなど、コロナ禍にありながらも国際映画祭らしい華やかな幕開け。フェスティバル・アンバサダーのLiLiCoも「出来ないことはもちろんあるけれど、出来ることに目を向けていきたい」と力強く語った。

 この日、発表された主な受賞作品は、Shibuya Diversity Award(『静かに』)、第7回ブックショートアワード(『恋人がゾンビになってしまったら』)、ミルボン アワード(『エチュード』製作発表)、ARUHIアワード大賞(『俺の海』完成発表)、ミュージカルショートフィルム企画コンペティション優秀賞、地球を救え! 環境大臣賞(『哀しみの美しさ』)、J-WAVEアワード発表(『渡り熊』)、グローバルスポットライトアワード(『隔たる世界の2人』)。

 米国アカデミー賞ノミネート候補となるグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」などの受賞結果は21日のアワードセレモニーで発表される。