那須川天心との1vs3マッチにHIROYA「当たったら倒せる」、大﨑は皇治イズムで「3分絶対倒れない」【RIZIN.28】

HIROYAは大雅がオファーを断った経緯についても語った

大雅がオファーを断った経緯も改めて説明

 自らのYouTubeチャンネルで最初に大雅にオファーが来たことを明かしていたのだが、一連の経緯については「大雅へのオファーは1対3になる前の試合への話であって、RIZINさんからは58.5kgでどうだと言ってもらっていた。かなりきつい状態ではあったが、天心選手と試合をしたいということで気合を入れて落とすと言っていたが、天心選手サイドに確認したら57.5kgじゃないとダメということになった。その頃は1カ月を切った頃だったので、さすがに身体的に落としたらリスクが大きくなってしまうので、その体重には落とせないとお伝えした。その話がきたのは(通常の試合で)相手の選手を探している段階だと思うが、天心選手が強くてみんな戦いたいのだから天心選手の条件に合わせるというのは、当たり前だと思うのですが、大雅はどうしても体重が作れないのでお断りさせていただいた」と改めて説明した。

 1Rとはいえ10kg以上の体重差のある選手との対戦については「舐めてるんでしょうね(笑)」と苦笑いも「天心君も勝負論はあると思うが、YouTubeなどもやっていて、スポーツとか競技とは別の視点から盛り上げることを考えているんだと思う。体重は僕のほうが重いからリスクは天心選手にある。そこは天心選手としても挑戦として僕をOKしたのかと思いますね」と話す。

 パワーではHIROYAに分があるが、スピードでは圧倒的に那須川。HIROYAは「スピードでは圧倒的に勝てないので、そこはリングの中で向き合ってみてどうなのかなと、正直僕も100%の自信があるとはいえませんが、1週間、常に頭を使って練習の時も練習以外の時も考えているので、それはリングに上がってからのお楽しみというところですかね」と分析。

 HIROYAが那須川を倒せば3人目の「X」の登場はなくなるのだが「一発当たれば、全然ありえること。一発を当てるということを目標にしていますが。一発当たればそうなるし、僕のパンチが当たらなければそうならない。ミスターXさんも出れないとかわいそうですけど(笑)。僕は自分にできる仕事をやろうと思います(笑)。当たったらもちろん倒せる自信はあります」と語った。