フェザー級王者・斎藤裕が朝倉未来を破ったクレベル・コイケと防衛戦へ【RIZIN.28】
ケラモフは再三テイクダウンに成功も二の手が続かず
3Rも斎藤のパンチにケラモフがカウンターの両足タックルでテイクダウンに成功。しかしここも攻撃が続かず、斎藤はロープににじり寄るとロープを背に立ち上がる。差し合いから離れて打撃の攻防に。斎藤のハイにケラモフがパンチを合わせる。斎藤もワンツーを返す。そしてローにまたもケラモフがタックルを合わせテイクダウン。しかしここも斎藤はロープを背に立ち上がる。またも斎藤の右まぶたから出血が見られ、ドクターチェック。
残り1分半から再開し、斎藤のパンチに合わせ、ケラモフがニータップでテイクダウン。斎藤はここもコーナーまでにじり寄り、鉄槌を落とし続け、コーナーを使って立ち上がる。残り30秒を切り、スタンドの攻防で斎藤がパンチを放つが、試合終了のゴングが鳴った。
ジャッジも2-1と割れ斎藤が辛くも勝利を収めた瞬間、ケラモフは不服そうな表情を見せた。RIZINの判定はラウンドマストではなく、微妙なラウンドが続く試合では判定が割れることも多い。ケラモフはテイクダウンを重ねたものの、結局そこからの攻撃が続かず、ジャッジは見た目ほど有効な攻撃とは判断しなかったようだ。