シュートボクサーとしての進化を見せたMISAKIがERIKOに3-0の判定勝ち【シュートボクシング】

両者のパンチが交錯(撮影・小黒冴夏)

 3Rはともにパンチで前に出るが、MISAKIは組み付きERIKOの出足をストップ。離れて打撃の攻防となるとMISAKIは右ロー、左ボディー、右ハイ。ERIKOは前蹴りでMISAKIを突き放し、右ストレートを放っていく。MISAKIは左ハイから左フック、右ストレート。しかしERIKOはMISAKIのラッシュを受けても下がらず前へ出てパンチを放っていく。

 残り20秒、MISAKIの右カーフでヒザが折れかけたERIKOだったが、それでも前に出てパンチを打ち続けた。

 試合は判定となり、投げによるシュートポイントを2ポイント獲得したMISAKIが3-0の判定で勝利を収めた。

 前回の寺山とのエキシビションマッチ後に年内の王座挑戦とRENAのSBラストマッチの相手に名乗りを挙げたMISAKI。KOこそできなかったがシュートボクサーとしての進化を見せた勝利となった。

「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日、東京・後楽園ホール)

◆メインイベント(第7試合) 71.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
○海人(TEAM F.O.D)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)小金翔(フリー)●

◆セミファイナル(第6試合) SB日本ライト級(62.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)古村匡平(FURUMURA-GYM)●

◆第5試合 65.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(シーザージム)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)モハン・ドラゴン(ネパール/士魂村上塾)●

◆第4試合 SB日本ヘビー級エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○坂本優起(シーザージム)(1R2分30秒、TKO)MAX吉田(BLUEDOG GYM)●

◆第3試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)井上竜太(Hardworker)●

◆第2試合 48.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○MISAKI(TEAM FOREST)(判定3-0=29-28、30-27、30-25)ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)●

◆第1試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●元貴(DAB)(判定0-2=29-29、29-30、29-30)山田彪太朗(シーザージム)○
<<< 1 2 3