パラ日本代表選手団が発表!主将は車いすテニス・国枝、旗手に卓球・岩渕が選出!
国枝、浦田、岩渕はそれぞれコメントを寄せた。
主将 国枝慎吾(車いすテニス)
「車いすテニス、日本代表の国枝慎吾です。この度は、東京パラリンピック日本代表選手団の主将の重責を担わせて頂くことを、大変光栄に感じています。ホーム開催として今回のパラリンピックに参加できる日本選手は、おそらく全員が人生で一度きりのとても貴重な経験となることと思います。また、東京パラリンピックは、障がい者スポーツの枠にとらわれず、純粋にスポーツとしての魅力を伝えられる最高の舞台でもあります。一人一人の選手が、この世界最高峰の場で全力を尽くすべく準備をしてきたと思いますし、また、そのパフォーマンスが、日本の皆さまの障がい者スポーツに抱くイメージを、いい意味で上回ってくれると思います。今回の東京パラリンピックは新型コロナウイルスの影響により 1 年延期となり、その開催に至るために、様々な意見があることは選手も承知しています。それでも、選手としては、開催のためにご尽力いただいた皆様への感謝の気持ちを忘れず、また、コロナ禍により様々な制約があることを理解し、順守して、試合に臨んでいく所存です。そして大会が成功するよう、選手一同頑張りますので応援宜しくお願い致します。」
副主将 浦田理恵(ゴールボール)
「東京2020パラリンピック競技大会の日本代表選手団副主将という大役に任命いただき、とても光栄に思います。日本においては初の副主将の配置ということもあり、主将国枝選手と協力し、責任と誇りを胸に 選手団の模範として誠心誠意努めて参ります。 今大会の開催に際しましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い一年延期になる等、大変な苦境を強いられる状況のなか、多大なるご尽力を賜りました全ての皆様方に心より感謝申し上げます。ゴールボールは音と気配を頼りに視覚を遮断し、見えない静寂な世界のなか鈴の入ったボールをチームで守り、得点を競う競技です。見えない世界で戦うには視覚以外の感覚を研ぎ澄ますこと、そして何より私たち選手は言葉で仲間と絆を高めあうことが必須です。自らの限界を超えようと挑戦を続けるパラアスリートの姿を見ていただき、多くの皆様方に希望と感動、笑顔と感謝の想いを届けられる大会といたします。」
旗手 岩渕幸洋(卓球)
「この度、東京2020パラリンピック競技大会の日本代表選手団旗手を務めさせて頂くこととなり、大変光栄に存じます。この大役をしっかり果たせるよう、さらに自身の競技力向上に努めて参りたいと思います。 今大会は、母国開催というだけでなく大会期間も一年延期となり、今までにない特別な大会になるのではないかと感じています。 まずは、スポーツに向き合える環境を作って頂いた周りのたくさんの方のサポートに感謝をして臨みたいと 思います。そして、パラリンピックの素晴らしさを発信出来る選手を目指して「金メダル以上」という目標のもと、今できる最高の準備をしていきます。 地元東京の皆さんに喜んでもらえるよう闘志あふれるプレーに、ご期待ください。 ご声援よろしくお願いします。」