玖村将史がスーパー・バンタム級王座返上。前バンタム級王者・吉岡ビギンら8人で王座決定トーナメント【Krush.128】
前回の試合を振り返る吉岡
吉岡「何も変わっていないと思われるのも嫌」
前バンタム級王者の吉岡は、前戦の壬生狼一輝とのタイトル戦では減量をクリアできず勝敗いかんにかかわらず試合後に王座はく奪という条件で試合をすることに。結果、判定負けを喫したのだが、それからこれまでの期間について「多大なる迷惑をかけたので申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と改めて振り返った。そして「階級をアップするので、すごい練習をしてきた。バンタム級でなかなか倒せなかったがスーパー・バンタム級に変えて、何も変わっていないと思われるのも嫌なので倒せるようにしないといけないし、スーパー・バンタムには強い選手がいっぱいいるので、バンタム級の時のようにはいかないので、すごい練習をしていました」とこの間の階級アップへ向けての練習状況を明かした。
また減量については「トーナメントの時くらいから53kgという体重には限界が来ていた」と振り返る。ベルトを巻いた後に「K-1にバンタム級王座を新設したい」とバンタム級という階級に並々ならぬこだわりを見せていたのだが「(こだわりは)ありましたし、最軽量で、K-1にはない階級だったのでK-1にも作りたかったが、それに体重が伴っていなかった。口先だけでは物は言えないということは感じた」と語る。今回は気分を一新し、2階級制覇を狙うこととなった。