小見川道大率いる「TEAM WOLF」が森戸新士の活躍で悲願のV【QUINTET】
内柴正人が二度目の参戦(撮影・蔦野裕)
決勝は「TEAM THE BODY RIDE」と対戦
決勝は1回戦で出番のなかった選手が最初にオーダーされるルールでボグタノフと小見川が先鋒と次鋒で連続ドロー。小見川はQUINTETでは「TEAM CARPE DIEM」で2度の優勝経験のある世羅智茂を止める大きなドローだった。
続く中堅戦、伊藤盛一郎は出花崇太郎と対戦したのだが、2人の対格差は9.6kg。10kg以上の差がある場合は原則として試合時間が4分となるだけに伊藤にとっては過酷な8分間となったが、持ち前のスピードで互角に渡り合う。序盤にアームロックを決められそうになるも脱出すると、終盤にはフロントチョークを狙うなどアグレッシブに攻め込む場面も作ったうえでドローに持ち込んだ。
副将の内柴は小谷直之と対戦。内柴が足払いでテイクダウンに成功し上を取り、また小谷も引き込んでの攻撃を狙ったことから常に内柴が上からの攻撃を見せる展開となったが、小谷の老かいなさばきに極め切れずドローとなった。