小見川道大率いる「TEAM WOLF」が森戸新士の活躍で悲願のV【QUINTET】
決勝の大将戦は森戸が腕十字で勝利(撮影・蔦野裕)
小見川「これが団体戦。チームの絆が一番深かった」
大将戦は森戸と中村大介が対戦。いきなり飛びつき十字を狙った中村だったが、これは不発。森戸は上を取ると素早くサイドポジションからマウントに移行。三角絞めを狙うも中村の防御を見て、腕十字にスイッチするとぐいと中村の左腕を絞り上げタップを奪い、「TEAM WOLF」に悲願の優勝をもたらした。
勝利の瞬間、歓喜の涙を流したチームリーダーの小見川は試合後の会見で「このチームは最高です。前回のTEAM CARPE DIEM戦は大将の森戸君が判定負け。あの時の彼の表情を見て、この悔しさはこのままでは収まらないだろうなと思った。前回はみんな悔しかった。もう一度、このチームで優勝しようと思っていたのでうれしい。これが団体戦です。チームの絆が一番深かったのかなと思う。それがこういう結果になった」などと結束力で勝ち取った優勝を誇った。