8・21川崎での上野勇希vs佐々木大輔のUNIVERSAL選手権が決定【DDT】

最後も急所蹴り

 佐々木は「上野、やめといたほうがいいぞ。オマエはノアの清宮(海斗)選手に勝って、みんなから期待されて、会社から猛烈にプッシュされて、未来あるスターじゃないか。オマエの実力は分かってる。大したことないよな。普通にやったら俺みたいなロートルに負けて、恥かくだけだぞ。ベルトをかけて戦ったら、俺が勝ってしまう。だからやめておけ」と発言。

 それでも、上野が「正々堂々やりましょう」と願い出ると、佐々木は「やってやってもいいよ」と承諾。今林久弥GMは8・21川崎で、このタイトル戦を組むことをアナウンスした。

 佐々木が「やるからには正々堂々やってやるよ」と言って、握手を求め、上野が応じると、またまた急所蹴りを見舞い、ベルトを強奪して退場した。

 ベルトを持ち去った佐々木はバックステージで、「やめておけって言ったけど、アイツがやるって言うから、やってやる。もうベルトが俺に寄ってきた。結果も見えてるから。俺はいつでも正々堂々だ。(急所蹴りは)正々堂々じゃないのか? でかい会場のほうが俺は強いからな」と王座戦に自信を見せた。

 一方、上野は「痛い。急所蹴るのは織り込み済み。情けないですね。佐々木大輔の正々堂々は分かってますんで、今の結果は自分のせいです」と股間の痛みで悶絶し、防衛戦に不安をのぞかせた。

DDTプロレス「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」(7月15日、東京・新宿FACE)
◆アンダーマッチ 15分一本勝負
○松永智充(6分29秒 ハンマーロック)岡谷英樹●

◆オープニングマッチ DDTバラエティ班による暑中見舞い的タッグマッチ 30分一本勝負
男色ディーノ&×平田一喜(9分15秒 無効試合)大鷲透&アントーニオ本多×
※収拾つかず

◆第二試合 30分一本勝負
遠藤哲哉&火野裕士&○マッド・ポーリー(9分31秒 片エビ固め)彰人&飯野雄貴&納谷幸男●
※リバース・スプラッシュ

◆第三試合 30分一本勝負
樋口和貞&坂口征夫&○赤井沙希(10分41秒 ケツァル・コアトル)HARASHIMA&吉村直巳&中村圭吾●

◆第四試合 30分一本勝負
●上野勇希&高鹿佑也(3分59秒 佐々木式ウラカンラナ)佐々木大輔○&高尾蒼馬

◆セミファイナル DDT EXTREME級&アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合~ノーDQ・ノーサブミッションルール 60分一本勝負
〈EXTREME級王者〉●クリス・ブルックス(17分32秒 ダイヤル固め)青木真也○〈アイアンマン王者〉
※クリスがDDT EXTREME級王座3度目の防衛に失敗。青木が第1514代アイアンマンヘビーメタル級王座防衛に成功するとともに第52代DDT EXTREME級王者となる。

◆メインイベント スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&○大石真翔&岡田佑介(14分14秒 フジヤマ・ニーロック)竹下幸之介&勝俣瞬馬●&MAO
<<< 1 2