不可思が3つのダウンを奪って1RKO勝ち「みんながどう思っていても俺はK-1のベルトを獲るつもりでいる」【K-1】
「中途半端だった」と反省
相手については「思った以上に最初から前にガンガン来た。この試合にかける気持ちを感じた」と話した。
3つのダウンを奪ってのKO勝ちではあるが、最後の2つがスタンディングダウンということもあってか「自分的にはあんまり喜べないんですけど、できたって思いますか? 見てた人がそう思ってくれてたらいいなって感じですね」と煮え切らない。倒し切れなかったことについては「相手の執念もあったかもしれないですけど、自分が中途半端だからガッツリ倒しにいくわけでもないし、みたいな。倒そうみたいな気持ちもありつつ、何かいろいろまだやりたいと思いつつって感じだったんで、何か中途半端な感じになっちゃいましたよね」と反省の弁を口にした。
試合後にタイトルへの思いを口にしたことについては「前回、チャンピオンの山崎選手とやらせてもらって負けたんですけど、選手をやるならもちろんテッペンを取る気でやりますし。それを改めて言いたいなと思って、言いました」という。
公開練習では「今回冷静に」と言っていたのだが、そこについては「冷静な部分もありつつ、倒したいという感じで力が入った部分もあった。頭を使っているという部分では、冷静さ、(相手を)見ながら、考えながらというのは、少しは試合でもその意識が出たかなとは思うんですけど、結果、中途半端な感じになっちゃったんで。たぶん今回の試合だったら冷静さを失ってたほうがお客さん的にはウワーッていう感じのKOにはなってたかなと思うんで、そこはまた課題が見えた。少しは今までよりは冷静さも出たかなと思いますね」と完全に克服することはできなかったものの、一定の手応えは感じたようだった。