松倉信太郎「たくさんチャンピオンがいると分かりにくいし応援しにくい」【KNOCK OUT】

王者としての今後について語った松倉

 この階級とベルトの新設については自らが希望してのものとあって「ここまでたくさん負けてきたし、ここぞというところで勝ち星を落としたりチャンスを逃したりしてきたので、今回もトーナメントが開催されて、決勝まで行ってという最高の舞台が整っていただけに、“また自分がやらかしてしまうんじゃないか”という思いがすごくあった。寝られない日々もあって、すごいプレッシャーがあったのも事実。きつい数カ月間だった。それを乗り越えたことでKNOCK OUTのチャンピオンとしての自覚も芽生えたと思うし、僕のキャリアにとってすごいプラスになったと思っている」と胸の内を明かした。

 そして自らの持つ王者像として「みんなチャンピオンになって、次によく分からない奴とやってたまに負けたりして、タイトルマッチで再戦したりとかしている。そんなことはしたくないし、時間もない」とまずは常勝王者を目指す。そして「KNOCK OUTとか他団体にもいろいろなルールがあってたくさんチャンピオンがいること自体が見ている人に分かりにくいと思うし、応援しにくいと思っている。KNOCK OUTでもBLACKとREDで2人チャンピオンがいるということ自体が見ている人が分からないと思う。僕はそこを統一しないと真のKNOCK OUTのチャンピオンにはなれないのかなと思っている。なので、僕はREDのスーパーミドルを取って、チャンピオンとして胸を張っていろいろやっていきたい」とまずはKNOCK OUTでの王座統一を目指す考えを見せた。

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