FUJIYAMAタワー、空飛ぶ牢屋、リアル廃病院…この夏デビュー「富士急ハイランド」の新施設がすごい
大観覧車「シャイニング・フラワー」に牢屋型ゴンドラ2基を新設した「お仕置き観覧車」
「お仕置き観覧車」は園内中央の高さ50mの大観覧車「シャイニング・フラワー」に、檻状のステンレス網で囲まれた牢屋型ゴンドラ2基を新設したもの。
こちらも一番高い箇所は「FUJIYAMA」の最高到達点と変わらず、これまでのスケルトンのゴンドラよりもさらに風を感じられる点が新しい。
本来であればスリルにたじろぎそうだが、「FUJIYAMAウォーク」を体験したあとなので、四方も足場も安定している牢屋型ゴンドラは予想以上に楽しめた。
さらに心理的にひんやりしたい人におすすめの「戦慄迷宮 〜慈急総合病院〜」は、開業以来480万人もの来場者を絶叫させてきたホラーアトラクション。これまでに17回のバージョンアップを果たしてきたが、今回もっともこだわったのは“廃病院としてのリアルさ”“五感のすべてに訴えかけてくる恐怖”といい、堀内社長のお化け屋敷の原風景である「50年前に見た岩手県の松尾銅山の廃病院」のえも言われぬ雰囲気を再現した。すべての部屋を全面リニューアルし、入館者がペンライトを持ったスタイルで全長900mにわたる極限の恐怖が味わえる。
何かと息苦しい世の中だが、夏休みくらいは「富士急ハイランド」で新感覚の開放感に浸ってみてはいかがだろうか?