工藤政英が3年越しの悲願達成。逆転KO勝ちでついに初防衛に成功【RISE151】

1R開始早々、竹内(左)が右ストレートで先制のダウンを奪う(撮影・蔦野裕)

先にダウンを奪われるも3つのダウンを取り返す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級タイトルマッチ」で王者・工藤政英(新宿レフティージム)が竹内将生(エイワスポーツジム)を1R1分48秒、KOで下し、初防衛に成功した。

 工藤は2018年6月に森本“狂犬”義久を破り王者となったものの、その後はワールドクラスの相手との対戦が組まれるなどタイミングが合わず、本人の意思に反してなかなか防衛戦が組まれない状況が続いていた。気が付けば約3年。本人からは「王者は初防衛してこそ王者。でも3年くらいなぜか長期政権を築いている。防衛戦をやっていないので(笑)」という自虐コメントも出るほど。

 挑戦者の竹内はBigbangフェザー級、MAスーパーバンタム級、元J-NETWORKバンタム級王者。昨年11月からRISEに参戦し、今年1月の門口佳佑との次期挑戦者決定戦で勝利を収め、今回の挑戦にこぎつけた。

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