フジロック、今年は「禁酒」で開催へ

 

 野外ロックフェスティバルのフジロックフェスティバル(8月20~22日、苗場スキー場)は30日、感染防止対策ガイドラインを更新し、「禁酒」で開催することを発表した。

 キャンプサイトを含む全てのエリアでアルコール飲料の販売は終日行わず、隣接する苗場プリンスホテルにおいても販売しない。また場外からの持ち込みも禁止する。

 またすべての入場者に必要となる「FUJI ROCK 公式アプリ」も公開。アプリには来場前の検温結果や体調などの登録が必要になる。

 フジロックフェスティバルは、安心・安全な開催のために、準備を進めている。オフィシャルサイトで感染防止対策ガイドラインを公開し、参加者には来場前から会場への行き帰り、開催中の行動、また終了後の行動自粛まで何に気を付けるべきかを分かりやすく呼びかけている。

 フジロックは今年、収容人数は例年の半分に、会場のレイアウトを変更してステージ数を減らして飲食エリアなどを拡大したり、トイレや飲食スペース、グッズ売り場などの共用スペースはこまめに消毒を行うなど、感染防止対策を講じたうえで開催する。