タイトル2連戦を前によもやのタッグ結成の秋山準と竹下幸之介がともに絶好調ぶりをアピール【DDT】

第3試合の試合中、酒を飲みコーナーで寝そべる火野

高尾蒼馬が火野裕士に激怒し、KO-D6人タッグ王者組に不協和音?

 この日の第3試合ではダムネーションの高尾、火野、島谷常寛組が、坂口、彰人、岡田佑介組と対戦。KO-D6人タッグ王者組(遠藤哲哉、高尾蒼馬、火野裕士)に不協和音が奏でられ、同21日の富士通スタジアム川崎でのイラプション(樋口和貞、坂口征夫、赤井沙希)との防衛戦に向け黄信号が灯った。

 火野は前日の新宿FACE大会の試合前、対戦相手のスーパー・ササダンゴ・マシンにコスチュームを盗まれた。そのコスチュームを着用したササダンゴは火野のモノマネをしまくった。試合後、コスチュームは戻ってきたが、そのモノマネに傷ついた火野は、酒浸りとなり、酒を飲みながら、私服で登場。試合中も火野はコーナーで酒を飲むなど、どこか上の空。火野はコーナーから坂口めがけてダイビング・ボディープレスを見舞うが、酔いが回って目測を誤ったか島谷に誤爆。ここで坂口が島谷に神の右膝をたたき込んで3カウントを奪取し、6人タッグ王座前哨戦は坂口組の勝利。

 バックステージで坂口は「なめられたもんだよ。殺してやる」と吐き捨てた。一方、ダムネーションは火野と島谷が現れず、高尾は「酔っ払って負けるなんて。ただのアル中だ。裕ちゃん、試合で酒飲むなんてクソだ。クビにはしないけど。まあ、6人タッグ、俺たちが前哨戦も全部勝って、防衛する」と発言するも、その鉄の結束に亀裂が入る恐れが出てきた。

 メインイベント終了後、樋口は「必ず富士通でベルトを獲って、イラプションここにありをしっかりと見せたいと思ってます」と王座奪取を誓った。

DDTプロレス「ビアガーデンっぽいプロレス2021【DAY3】」(8月1日、東京・新宿FACE)
◆スペシャル・アンダーマッチ~究極vs至高 15分一本勝負
○甲田哲也(11分57秒、TKO勝ち)今林久弥●
※スリーパーホールド→レフェリーストップ

◆オープニングマッチ 30分一本勝負
高木三四郎&●高鹿佑也(9分35秒、体固め)飯野雄貴○&納谷幸男
※ラリアット

◆第二試合 お戯れシリーズ第三章 30分一本勝負
×男色ディーノ(5分19秒、無効試合)岡谷英樹×
※収拾つかず

◆第三試合 30分一本勝負
高尾蒼馬&火野裕士&●島谷常寛(8分17秒、片エビ固め)坂口征夫○&彰人&岡田佑介
※神の右膝

◆第四試合 ロックンロール5WAYデスマッチ 30分一本勝負
HARASHIMA vs ○A.YAZAWA vs 赤井沙希 vs マッド・ポーリー vs 平田一喜●
(14分17秒、横入り式エビ固め)

◆セミファイナル 30分一本勝負
勝俣瞬馬&○MAO(14分45秒、エビ固め)クリス・ブルックス&中村圭吾●
※MADMAX

◆メインイベント 毎年恒例!お客様抽選6人タッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&竹下幸之介&○遠藤哲哉(21分26秒、片エビ固め)上野勇希&樋口和貞&吉村直巳●
※シューティングスター・プレス
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