東京五輪 男子4×100mリレー決勝 目の前で起こったバトンミス【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:長田洋平(2021年8月6日 東京五輪 男子4×100mリレー決勝)

アフロスポーツは男子4×100mリレー決勝に3人のカメラマンで臨んだ。

1人はゴール、1人は最終コーナーのバトンパス、そして僕が担当したのは最初のバトンパスだった。
もっと言えばバトンパス撮影後にゴール側に向かいリアクションを追いかける、予定だった。

結果は周知の通り。勝負の世界は残酷だ。

今回は目の前で起こったバトンミスの写真を選んだ。被写体としては辛い写真であることは分かっている。
しかし、これは東京オリンピックのハイライトの一つであり、後世に残すべき大切な瞬間だと思う。
カメラマンとして彼らに最大限のリスペクトと礼節を込めてこの写真をこの場に出させてもらいたい。

■カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平

1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

★インスタグラム★
https://www.instagram.com/yohei_osada.aflosport/?hl=ja

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

■アフロスポーツHP
https://sport.aflo.com
https://www.aflo.com
■Facebook
https://www.facebook.com/aflosport
■Instagram
https://www.instagram.com/aflosport
■Twitter
https://twitter.com/aflosport


写真展「夏季オリンピック 報道の世界 Photo by アフロスポーツ」を開催中
【開催日程】2021年7月2日(金)~2021年8月25日(水)
【開館時間】10時00分~17時30分
【休館日】日曜日・祝日[夏季休業:8月8日(日)~8月15日(日)]
【開催会場】キヤノンギャラリー S(住所:東京都港区港南 2-16-6 キヤノンSタワー1階)
【交通案内】JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
【入場料】無料
【URL】https://sport.aflo.com/exhibition2021/
近代五種 太田捺『新星』【アフロスポーツ プロの瞬撮】
フィギュアスケート・スケーティングの美しさ【アフロスポーツ プロの瞬撮】
車椅子バスケ 日常と体育館【アフロスポーツ プロの瞬撮】
コミュニケーション【アフロスポーツ プロの瞬撮】
ショートトラックスピードスケート 『No attack, No chance.』【アフロスポーツ プロの瞬撮】
棒高跳・フォームの美しさ【アフロスポーツ プロの瞬撮】