THE RAMPAGE 浦川翔平『BUZZらないとイヤー!』 第9回 BUZZる !翔平の夏。<夏休み特別編・後編>

撮影・蔦野裕

――また、子どもの頃の話に戻りますが、翔平さんは夏休みの宿題はどうしてましたか? 

泣きながら最後のほうにやっていました(笑)。先に楽しいことをやってしまうんです、家族で遊びに行ったり、友達と遊びに行ったり、公園でサッカーをしたり。8月に入って、そろそろやらないとと思って始めるのですが、追いつかない(笑)。一番苦労したのは自由研究でした。

――どうやって切り抜けたのですか?

自分が何をやっていいか分からなくて、友達がやったことからヒントをもらって、友達がそうしたなら自分はこうしようとアレンジをして……提出みたいな(笑)。

――そういうのって意外とバレてますよ(笑)。

そう思いますね。僕、勉強は本当に苦手なんです。勉強しろと言われて育ってこなかったこともありますし、将来何をやりたいかが明確だったのでダンスを集中してやっていました。だからこそ今の自分があると思っています。親父が言っていた勉強がすべてじゃないというのは本当だったなと思います。あ、ただ、もちろんやっておいたほうがいいなという勉強もありますよ。

――それはどういった勉強?

人によって変わると思いますが、僕の場合は英語です。二十歳越えたぐらいで痛感しました。MA55IVE THE RAMPAGE の曲を作るとき、LIKIYAさんが英語でラップをスラスラ書いていてカッコいいんです。自分はスペルも怪しいし、発音もイマイチなので、リアルなものが伝えられないんです。それもあって英語はできたほうがいいなと思っています。

さっきのフェスの話にもつながりますが、好きな海外のアーティストの方と裏でお会いしても、好きですとか聞いてますなんてことぐらいも伝えられない。それももどかしくて。

そんな体験もあって、この夏は英語を勉強し始めました。一時期、スパルタ英会話を受講していたのですが、コロナ禍になってからは遠のいてしまっていたので。

 

――スパルタ英会話ってどんなレッスンなんですか?

週4~5回あって、レッスンでは全部英語、英語しかしゃべってはいけないんです。英単語を1日50個覚えてレポートして……というのを、1~2カ月続けるのかな。大変でしたけど、その時は英語の語彙も増えていたんです……最近、久々にそのノートを開いたら分からなくなっていました。

撮影・蔦野裕