パラ日本選手団、史上最多の255人でメダルに挑む!「多様性と調和」を象徴
写真前列、国枝慎吾。後列左から、岩渕幸洋、谷真海、浦田理恵(写真・PARAPHOTO 秋冨哲生)
会では、主将の国枝慎吾が決意表明。「先日開催された東京オリンピックでは、日本代表選手団の全力でチャレンジし、ベストを尽くす姿を目の当たりにし、私自身も心震える場面が何度もありました。東京パラリンピックに出場する我々、日本代表選手団も勇気と覚悟を持って、全力で戦い抜くことをここに誓います」と、本番での活躍を誓った。
結団式に先立ち16日には、政府や東京都、大会組織委員会、国際パラリンピック委員会(IPC)の4者協議で、自治体や学校単位で児童や生徒に観戦機会を与える「学校連携観戦プログラム」が希望者のみで行われることが決まった。
子どもたちが会場で観戦する機会ついて谷は「ロンドン大会では、たくさんの子どもたちがパラ選手たちの名前を呼んで応援する姿を見て、子どもたちにとって価値観を大きく変えてくれた瞬間なのだと思った。今回、その機会が少しでもあることに感謝しています。パラアスリートの限界への挑戦や、目標に向かうひたむきな姿を通して、子どもたちが困難にぶつかった時の力になれれば。パラリンピックには生きていく上で大事なヒントがたくさん詰まっていると思う」と話した。
東京パラリンピックは9月5日まで、13日間に渡り22競技539種目を実施する。