まっすぐ進めない!?パラアスリートのプレーを車いすで体験する特別展「やさしくないミュージアム」
豊洲エリアの「WHO I AM HOUSE Powered by TOKYO GAS(以下「WHO I AM HOUSE」)」にて、やさしくない仕掛けが施されたパラスポーツ特別展「やさしくないミュージアム」がスタートした。WOWOWと国際パラリンピック委員会(IPC)の共同プロジェクトとして、世界のトップパラアスリートに迫る大型ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」の情報発信拠点である「WHO I AM HOUSE」。特別展「やさしくないミュージアム」は、来場者全員が車いすに乗って展示を鑑賞することで、パラアスリートの超絶プレーを体感できる期間限定イベントだ。
来場者全員が車いすに乗って越智貴雄氏の写真を鑑賞する特別展「やさしくないミュージアム」
ゆりかもめ「新豊洲」駅北口より徒歩2分、「WHO I AM HOUSE」の扉を開くと目に飛び込んでくる「やさしくないミュージアム」のタイトルロゴ。こちらでは来場者全員が車いすに乗って、「まっすぐ進めない展示」「重すぎる扉の先にある展示」などやさしくない仕掛けが施された展示ルートを回りながら、20年以上パラアスリートを追い続けた写真家・越智貴雄氏の写真を鑑賞することでパラアスリートの高度な技術を体験できる。早速、記者も車いすバスケットボール用の車いすに乗車。ターンしやすいようにタイヤが「ハの字」に開いており、ブレーキはなく手元のコントロールで操作するイメージだ。