朝倉海がボンサイ柔術の寝技について「脅威には感じていない」と対戦相手のヤマニハをばっさり【RIZIN.30】

打撃の間にタックルを見せた昇侍(右)(🄫RIZIN FF)

昇侍は「総合の奥深さ」を見せたうえでの勝利を誓う

 昇侍はスペシャルワンマッチで初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。鈴木は2018年にPANCRASEの「ネオブラッド・トーナメント」のフライ級で優勝という実績を持つ。その後、キックボクシングに転向し、今年7月に王座を獲得。キックとMMAの二刀流を目指し、今回、RIZINに初参戦する。

 昇侍は鈴木について「(過去のMMAの試合は)見れていないが想定はしている。タックルに来ることはないと思っているので、そういう中で自分の強さ、MMAの打撃を見せていきたい。あとは総合の奥深さを」とパンクラス、DEEPで長くトップ戦線で戦ってきたベテランのプライドをちらりと見せた。また「フィジカルの強さ、体の強さ、若さや勢いを含めて物すごいものを持っている。そこを外すわけではないが、しっかり戦略を立てて戦っていきたい。いろいろなものを混ぜながら勝負していきたい。早期のKOもあるし一本もあり得ると思っている」とフィニッシュを予告。

 会見では「ストライカーとして激闘を見せたい」とコメントしたのだが「打ち合うかどうか分からない。深い部分で言うと、一般の方には打ち合っているように見えるかもしれないが、そうじゃない展開だったり。ただ会場が沸いて、見ているお客さんが“見て良かったな”と思えるような展開にするという前提で戦っていこうと思っている。パンチ力の強い選手ともたくさんやってきているし、世界の強豪と言われる選手とも対戦してきたという自負がある。そこは恐れない気持ちと根性、気合、勇気。精神的な部分のほうが大事だと思うので自分の勝利を信じて試合に臨みたい」と「総合の奥深さ」を見せつけたうえでの勝利を誓った。

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