タイガー・クイーンがぶっこ抜きジャーマンに場外へのラ・ケブラーダ。初代虎を超える動き見せ2連勝【ストロングスタイルプロレス】
この日もメインを務めたタイガー・クイーン(撮影・上岸卓史)
“ジャガー横田の右腕”佐藤綾子と対戦
初代タイガーマスクである佐山サトルが主宰を務める「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.12」(9月5日、東京・新木場1stRing)のメインイベントで佐山によって生み出された女性版タイガーマスク「タイガー・クイーン」がデビュー第2戦を行った。
タイガー・クイーンは7月29日の後楽園ホール大会で山下りなを相手にデビュー。デビュー戦では軽やかなタイガーステップからローリングソバット、ヘッドロックに取ってからのタイガースピン、サマーソルトキックといった一連のタイガームーブを難なく披露。最後はツームストーンパイルドライバーからダイビングヘッドバット、そして完璧なタイガースープレックスホールドを決め、勝利を収めた。
この日はワールド女子プロレスリング ディアナの佐藤綾子と対戦。8月26日に行われたカード発表会見では当初、対戦相手は「未定」となっていたが、会見に同席していた佐藤が突如名乗りを挙げ、このカードが実現した。佐藤はディアナではジャガー横田率いるヒールユニット「クライシス」に所属しジャガーの右腕といえる存在。ジャガーも「影のドンといっても過言ではない実力者でキャリアもある。身長は低いが、身体能力が高く、動ける技のある選手。タイガー・クイーンの強敵になってくれると思っている」とその実力に太鼓判を押した。