ケイリンの新トーナメント「PIST6 Championship」が10月2日開幕

今回の事業について語る渡辺俊太郎株式会社JPF 代表取締役

ロードレースはツール・ド・フランス。トラックレースは千葉PIST6

 株式会社JPFの渡辺俊太郎代表取締役は「競輪選手のステイタスを上げて、日本を自転車大国にするというのがJPFの思い。そのためにこの千葉JPFドームを作った。競輪選手は実力的にも賞金的にも日本のトップの自転車競技選手。オリンピックのメダリストも現役選手にいる。彼らのステイタスを上げて、子どもたちのあこがれる競輪の世界を作っていきたい。国際規格のトラック、最先端の機材で戦う姿を見せることによって子供たちのあこがれを作って行けると思っている。強化の側面としては今までの競輪はルールもトラックもユニホームも機材も違い、競輪と世界戦との両立が難しかった。そこを上手く融合させて、千葉JPFドームで走る選手たちが日頃から強化ができて世界に臨めるという形を作って行けると思っている。将来的にはドームで世界のトップ選手と日本のトップ選手が争うレースを開催していきたい。ロードレースはツール・ド・フランス。トラックレースは千葉PIST6というブランドになるように目指していきたい。普及という観点では、子どもたちや若者たちにレースを見てもらいたいという思いがあることから現場で車券を売ることはしない。“ギャンブル場に子供を入れることはどうなんだ”という議論もあると思う。今までの雰囲気の中に子供を入れたくないという思いも少しあった。なので、車券はインターネットのみ」などと今回の事業の経緯と「選手の強化」「自転車競技の普及」について説明した。