ケイリンの新トーナメント「PIST6 Championship」が10月2日開幕
会見に登壇した脇本雄太(左)と新田祐大
選手からは「競技レベルの向上につながる」
今年行われた東京五輪にも出場した新田は「新しい形の自転車競技、競輪という形になっていくと思う。振り切った形でエンターテインメントされ、さらにベッティングができるスポーツということで新しい世代、若い世代の人たちにも注目されるような大会になるのではないかと期待している」、同じく五輪に出場した脇本も「今まで公営競技であった競輪、競技の競輪とはまた別のものだと認識している。オリンピック規格に準じたルールとも聞いているので、レベルの向上としていい形のものだと思っている」などとこの「PIST6 Championship」へ期待をかけた。
また強化という側面では新田は「毎週末に国際大会が行われるイメージ。今までは大会自体が少なくて、特に自転車競技の大会自体そう多くは行われていない現状。それが今後大きな賞金があるということで、世界を目指す選手たちが本気で戦える状況になるのではないか。さらに高みを目指すうえで資金を調達できるということで、一生懸命頑張った人がさらにその上を目指し続けられる環境ができるのではないかと感じている」、脇本も「今までは日本で行われる国際的な大会は年に1回か2回あるかどうか。その機会が増えることで競技レベルが向上すると期待している」などと語った。
今シーズンについては10月2、3日に開幕し、まずは25開催が予定されている。