岡田准一と山田涼介の“じゃれ合い”に嫉妬? 鈴木亮平が「自分もやりたい」と監督に直訴

 

 また、役作りのため減量に挑戦したという山田が「岡田さんや亮平さんがお医者さんのようにいろいろと教えてくれた」と2人に感謝すると、岡田は「自分が二度とやりたくない一番きついものを教えました。それを実践していたので(山田の)この作品に対する思いを感じた」と絶賛し、鈴木も「体調や見た目のコントロールは想像を絶する大変さだったと思う」と、山田を労った。

 一方、そんな山田に刺激を受けて減量したという尾上右近は「3日間食事を抜き、睡眠も減らして役柄と同じような状況を作ったら完全に栄養失調になってしまった。スーパー空振り野郎でした」と苦笑しつつ自己流の減量を反省。

 さらに、土方の思い人を演じる柴咲は「男社会の中で女性が生き抜く術を探す姿は、時代を超えて共感できる部分があった」と役への共感を語り、徳川慶喜役の山田裕貴は「原田監督から『いまだかつてない徳川慶喜をやってほしい』というプレッシャーをいただき、自分の中の引き出しから『こんな将軍嫌だ!』という将軍像を作れたことがうれしかった」。芹沢鴨役の伊藤英明は「酒好きで女好きで、あて書きかと思うくらい僕にピッタリ」と自虐で笑いを取りつつ「ま、それはもう卒業しましたが」と自分でフォロー。

 最後に岡田はコロナの影響による延期を乗り越えての公開に「今日を迎えられて、本当に燃えています。幕末という激動の時代を生き抜いてきた侍たちの姿には、今の時代にも繋がる何かがあるはず」とアピールしていた。

 映画『燃えよ剣』は10月15日より全国公開。