コロナ禍に天然素材の下着を アンダーウェアブランド「ジュバンドーニ」5年の歩み
この秋の新作は「bioRe cotton」を使用した「Feel」ラインの新色
この秋の新作「Feel」の新色は「初めて生地をオリジナルの色に染めたんです。身につけるものの色は大切だなと思っていて、サンフラワーは思い切ってカラフルな色に。着ると元気が出るし、実は白や薄い色のトップスにも響きにくいんです。ブラックベリーの少し赤みがかっていて、光の加減で違って見える微妙な色合いは、何回も染め直してもらって作りました。
Feelラインの生地はこれまでと違って薄くて、ウエストもリブではなく共布です。『bioRe cotton(ビオリコットン)』といって、生産地域の人々が自立するための仕組みを構築しているプロジェクトのオーガニックコットンを採用しています。縫製は日本国内の工場に適切な工賃でお願いしていて、製品化によって誰かにしわ寄せがいかないと胸を張って言えます」。
「心地よいことにみんなもっと貪欲になっていい。もっとラクで快適に過ごせる選択肢はたくさんあると思うので、ジュバンドーニがそういう方向に意識を向けるきっかけになれば」という黒川さんは今、キッズやサニタリーラインのリリースも考えている。