大﨑孔稀が体重オーバーで失格。繰り上がりの滉大と準決勝の志朗「呪われたトーナメント」【RISE】

志朗

 なおリザーブマッチは中止となり、準決勝勝者が決勝に進めない場合は準決勝敗者が決勝に進むこととなった。

 この決定が下る前に行われた会見でRISEの伊藤隆代表は「大﨑の3kgオーバーは非常に残念。減量も含めて試合に挑むのがプロの調整。どんな理由があるにしろ、厳しい言い方になるが同情の余地はない。厳しく対処したい。今回のために努力してきた選手たちに非情に申し訳ない」などとコメントした。

 志朗は会見では「自分は55から階級を下げて53にしっかり落としてプロとしての最低限の仕事はできたかなと思っています。大﨑選手と戦えたら…ですし。言い方は悪いんですが、53kgのトーナメントは呪われているなって思いました。4月の風音選手の不戦勝から始まって、兄の大崎一貴選手が骨折して、弟の孔稀選手が計量オーバー。本当にこのトーナメントは何が起こるか分からない。自分は相手がどうなるか分からないし。前回の1回戦は動きが悪かった。今回は55kgの時より強い53kgの志朗を見せる自信がある。明日は優勝する」と語った。