元NJKFフライ級王者の松谷桐が初参戦。3つのダウンを奪って大差の判定勝ちも反省【Krush.129】

松谷の左ミドル(撮影・上岸卓史)

 松谷は3R開始早々にはパンチで前に出る豊田にカウンターの右フックを合わせ3度目のダウンを奪う。その後はともにパンチを主体に打ち合いとなるが決定打を放つことはできず。判定はジャッジ3者とも30-25で松谷がK-1ジャパングループデビュー戦で判定勝ちを収めた。

 松谷は試合後の会見で「Krushらしくない試合をしてしまって、自分でも悔しい気持ちでいっぱい。まだKrush参戦前にやっていたルールが抜けなかったり、Krushらしい打ち合いが対策不足というか、もっとできたと思います」と語った。試合ではK-1ジャパングループでは禁止されている蹴り足のキャッチをしてしまう場面が多かったのだが「練習でも気をつけるように意識していたんですけど、試合になると……練習不足ですね。悪い癖が出ちゃいました」などと反省。「もっとK-1、Krushルールに対応できるように練習していけたら。今回こういう形で勝つには勝ったんですけど、納得いかない内容だったので、もっとこのルールに対応してK-1のトップを取れるように練習頑張ります」と語った。