KO-D無差別級王座初Vに成功した竹下幸之介が「D王GP」無敗での優勝宣言【DDT】

前日、初防衛に成功したKO-D無差別級王者の竹下幸之介

「チャンピオンとしてシングルのリーグ戦に出る以上、1敗もできない」

 DDTプロレスが9月27日、東京・千代田区の神田明神内で「Who’s Gonna TOP? 2021」(9月26日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見を行い、挑戦者クリス・ブルックスを激闘の末に破り、KO-D無差別級王座の初Vに成功した竹下幸之介が出席した。

 竹下は「クリスはベストフレンドの1人で、ふだんからプロレスの話をかわし合ってる間柄。クリスも英国から覚悟をもって来て、DDTを選んでくれて。それをほかのレスラーより知ってる分、特別な感情がありましたし、チャンピオンとして負けられない以上、後楽園の地で結果を残したいと臨みました。壮絶なハードな試合になりましたけど、どうにかこうして元気にこの場に来れたことを誇りに思います」とクリス戦を振り返った。

 さしあたって、竹下は勝俣瞬馬とのコンビで保持するKO-Dタッグ王座の防衛戦(挑戦者はHARASHIMA、吉村直巳)を10月12日の後楽園で控えているが「無差別は個人の戦いであり、タッグは勝俣との2人での戦いなんで。モチベーションも違うし。シングルでも可能性を追求したいし、明るい未来を見て行きたい。タッグでも未来を見て行きたい」と語った。

 DDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」の開幕戦(11月3日、東京・大田区総合体育館)では岡林裕二(大日本プロレス)との公式戦(Bブロック)が決まったが「岡林選手が今年のD王、1戦目の対戦相手になりますが、リーグ戦で1戦目は大事。もちろんいいスタートを切りたいし。今DDTのトップ、チャンピオンとして大日本の岡林選手と戦うということで、普通のシングルとは重みが違うなと思います。DDTの代表として、岡林選手を迎え撃ちたい。最近ではKO-Dタッグ王座をHARASHIMA、岡林組から獲ったんで、岡林選手とはマッチアップしてるんですけど。バーベルを上げる重さは確実に岡林選手が上だと思うんですけど、人をつかんでぶん投げる力、人を殴ってぶった斬る力は僕も負けてないと思うんで。シングルは初めてなんで非常に楽しみにしてます」とコメント。

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