斎藤裕がDEEP王者・牛久絢太郎を相手に防衛戦。「朝倉選手よりはいい試合をしたい」【RIZIN.31】

牛久「僕の格闘家人生すべてをかけてぶち壊しに行きます」

　榊原氏は「ベルトは待っていては手に入れられない。そういう意味では誰よりも早く、アクションを起こしてくれた牛久選手に敬意を示していた。早いタイミングで、牛久選手に決めてもいいのではないかと思っていた」とほぼ内定状態だったようなのだが「2日の結果次第ではワンチャンあるのかなと思っていた。前日計量の時に（朝倉）未来に会ったときに“勝ったら24日の斎藤選手とのタイトル戦、僕に行かせてください”と言われた」（榊原氏）ということもあり「RIZIN LANDMARK vol.1」（10月2日）のメインイベントで行われた朝倉未来（トライフォース赤坂）vs萩原京平（SMOKER GYM）戦を終えてのこの日の発表となった。
　
　牛久は「初参戦でタイトルマッチに選んでいただき、ありがとうございます」と挨拶。そして冒頭、榊原氏が「この試合の結果によっては斎藤vs未来が実現するかもしれない」と発言したことを受けて「いろいろと言われていますが、僕の格闘家人生すべてをかけてぶち壊しに行きます」と斎藤vs朝倉の再戦の機運の高まりに釘をさす。そして斎藤については「打撃、寝技、レスリングのすべてができて、総合の際の攻防の反応がすごく早い。試合を見ているが、かなり頭のいい選手という印象」と語ったうえで「覚悟を決めてリングに上がるので、その覚悟を見ていただければ」と静かに闘志を燃やした。