10・12後楽園で青木真也が持つEXTREME王座に挑む堀田祐美子が愛弟子・川畑梨瑚と公開特訓を敢行。「全女イズムの押さえ込みで2人して勝利する!」

伝統の押さえ込みを見せる堀田

 堀田は「最後の最後まで押さえ込む。全女で教わった全女イズムを、T-HEARTSで主導していかなきゃいけない。2人して勝つ。勝利しなきゃいけないと思ってるので。プロレスルールということでいろいろ考えてることもあるんで」と勝利を誓った。

 現在のコンディションについて、堀田は「万全です。週3回トレーニングに行ってますから。(相手は)格闘技界で名の知れた強豪なんですが、プロレスのリングに上がれば関係ない。強かろうが弱かろうが。問題ない」と自信を見せた。

 青木が自身に不利とも思えるプロレスルールを指定したことについて、堀田は「なめてる。『プロレスルールでやってやるよ』と思ってるんじゃないですか。逆にやってやるよって。気持ちを逆なでしてくれた。プロレスの奥深さを教えてやる。逆によかったんじゃないですか」と怒りもチラリ。

 プロレスルールでは5カウントまで反則が認められるが、堀田は「そこはお楽しみ。プロレスは奥深い。勝つ手段として、何が出るのはお楽しみです。経験の差が出るんじゃないですか」と不敵な笑みを見せた。

 前回の対戦(9・26後楽園)では必殺技のピラミッドドライバーで堀田が青木を制したが、今回押さえ込みにこだわっている点について、堀田は「勝つ方法はいくらでもある。大技にこだわるんじゃなく。押さえ込みは不意打ちで入れる。ああいう地味なものも一つ一つ大切にやった後に、アレも生かせるかな。ピラミッドドライバーは、あの人は恐れたんじゃない。前回は手のロックが甘かった。今度はガッチリとロックして、頭から落としてやろうかな」と話した。