一馬の「ここは通過点」に石月祐作は「毎試合がゴール。勝って次のステップに」と好対照なコメント【RISE】

石月祐作

 一馬は公開練習で「上弦ノ三日月」以外の必殺技の存在をにおわせているのだが、石月は「それだけではないんだろうと思っている。まあタイミングが合えば倒れちゃうと思うので、タイミングをずらして、全部を受けたうえでひねりつぶしてやろうと思っている」と対策はできているよう。これに一馬は「僕は必殺技だけじゃない。いろいろできるし、削り合いもできる。今までは早めに終わっちゃっているが、僕はしり上がりな部分があって、実は後半も強い。後半も見せられる試合ができると思うので期待してほしい」と返した。

 タイトル戦は5Rで行われるのだが、一馬は「僕は長いラウンドは得意。練習でもスパーでみんながバテる中で、後半でもばちばち倒せる動きができているので、5Rは逆に楽しみ」と話せば、石月も「僕もスタミナには自信がある」とともに5Rを戦う覚悟を見せた。早期決着か? 5Rたっぷり戦い切っての激闘か? 予断を許さない試合となりそうだ。

「RISE152」(10月22日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第8試合)スーパーフェザー級(-60kg)暫定王者決定戦 3分5R無制限延長R
一 馬(MONSTAR GYM/同級1位)vs 石月祐作(KAGAYAKI/同級2位、DBSスーパーフェザー級王者、KROSS×OVERスーパーフェザー級王者)

◆セミファイナル(第7試合)スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
SEIDO(LARA TOKYO/同級5位)vs 常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級7位、2016・2017 年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者)

◆第6試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級1位)vs 平野凌我(MTS/フェザー級9位)

◆第5試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
森 香津眞(チームドラゴン/同級6位)vs 松本芳道(KICK-DIET吉野町/元新日本キックボクシング協会ライト級王者、K-1 WORLD MAX2010日本トーナメント3位)

◆第4試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
良 星(FIGHT CLUB 428/Team Bull/同級2位)vs 拓 也(S-ROUND/バンタム級4位)

◆第3試合 ライト級(-63kg)3分3R
瑠 夏(L-REX/2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)vs 大石健作(TEAM TEPPEN/DEEP☆KICK-63kg 2位)

◆第2試合 -82kg契約 3分3R
クワン・サックランシット(タイ/サックランシット)vs 南原健太(極真会館/第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝)

◆第1試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
杉山豪基(鹿浜TOP TEAM)vs 山科直史(極真会館)

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