金原の「査定試合」発言に芦田は「先のことを考えている人はだいたい足元をすくわれる」【RIZIN.31】
金原正徳
「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の試合前インタビューが10月22日、行われた。
今大会では昨年2月にRIZINに初参戦し、敗戦後に引退をほのめかしていた金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が1年8カ月ぶりの復帰戦で芦田崇宏(BRAVE)と対戦する。芦田は昨年9月に萩原京平に1Rで一本勝ちを収めて以来のRIZIN参戦となる。
金原は久々の試合を前に「いろいろ思うことがあるが、格闘技ができる幸せというか。自分は改めて格闘技が好きなんだなと思わされる期間だった」と語った。
今回はバンタム級からフェザー級に上げての参戦となるのだが「そこの差は大きいと感じた。しっかり試合に勝つためのトレーニングというか、減量を気にせずに最後まで追い込めた。階級を上げて良かったと実感している」と調整期間を振り返る。
対戦する芦田については「ちゃんとしたMMAの攻防ができる選手。どの局面でも試合になると思う。いろいろな意味で対策はしてきた。大丈夫だと思う」と語る。会見では「眼中にない」と評していたのだが「今まで格闘技を何十年もやってきた中で取り組んできたものや、やってきたことが違いすぎる。申し訳ないが、同じ土俵にはいないというプライドはある。ただ自分はRIZINでは勝ててないので、いい査定試合になるという意味では自分の立ち位置を確認できる大切な試合だと思っている。自分はベルトを目指す、トップになるために戻ってきたので、その意味で眼中にないという意味」などと明かした。