石月祐作との死闘を制し暫定王座に就いた一馬が直樹との王者対決アピール【RISE】

1R、石月の三日月蹴り(撮影・堀田真央人)

「RISE152」(10月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「スーパーフェザー級(-60kg)暫定王者決定戦」が行われ、一馬(MONSTAR GYM/同級1位)が石月祐作(KAGAYAKI/同級2位、DBSスーパーフェザー級王者、KROSS×OVERスーパーフェザー級王者)を5R42秒、KOで破り、暫定王座に就いた。

 同王座はチャンヒョン・リー(韓国)が保持も折からの新型コロナウイルスの影響でチャンヒョンの来日がままならない状況であることから、今回、一馬と石月の間で暫定王座決定戦が行われることとなった。

 一馬は現在3連続KO勝利中。前戦のノラシン・スペチアーレジム戦では必殺技の顔面への三日月蹴り「上弦ノ三日月」を繰り出し1Rわずか47秒でKO勝ちした。対する石月は2017年にRISEでデビュー後、昨年にはDBSとKROSS×OVERで2冠を獲得。今年2月に約1年4カ月ぶりにRISE参戦を果たすと、6月のRISEではイノベージョン王者の櫻井健も破るなど2連勝でランキングも2位に上昇。今回の暫定王座決定戦への出場にこぎつけた。

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