DEEP2冠王者・大島沙緒里が浅倉カンナを破る大番狂わせ。同門の王者・浜崎朱加との対戦は「かなわない。考えてない」【RIZIN.31】
浅倉のパウンドはなかなか届かない
2Rも大島は組み付くと足技で浅倉を倒し、袈裟固め、足関節狙い。浅倉は脱出しても次から次へと関節を狙ってくる大島の動きに後手に回る。体を起こし、立ってパウンドを狙うが、大島は下から巧みに足を使って距離を取り、パウンドを当てさせない。そしてすきを突いて潜って足関節を狙う。浅倉の右腕も巻き込み腕も狙う大島。浅倉が脱出も、大島は蹴り上げ。浅倉が立ってパウンドも、大島はかわすと下から絡みつく。大島が下でコントロールし足を取ったところで2Rが終了。
3R、大島は右のボディーストレート。浅倉は左ミドル。大島は組み付くと足払いで崩してからフロントチョークを狙う。浅倉がグラウンドで上になるが大島は首は離さず。首を抜いた浅倉がアームロックを狙うが、大島は自分の足で左腕を挟みブロック。浅倉がパスガードを狙うが大島は許さず、ガードの中に戻す。浅倉がパウンドを落とすが、大島は寸ででかわす。ここでも大島は蹴り上げを狙う。そして浅倉のすきを突いて下から足関節を取りに行く。浅倉は足を取られながらもパウンド、鉄槌で何とか事態の打開を図るが大島はここでもクリーンヒットはもらわず、試合が終了。
判定は2人が大島を支持。2-1で大島が勝利を収めた。
大島は試合後のマイクで「自分自身もあまり自分を信用してなくて。信じられないです。これからもママファイターとして、勝ち続けて世の中のお母さんを勇気づけられるように頑張ります。ありがとうございました」と挨拶。