東京国際映画祭レッドカーペットに仏女優イザベル・ユペール、橋本愛ら華やかに登場
第34回東京国際映画祭オープニングイベントが30日、東京国際フォーラムにて行われ、コンペティション部門国際審査委員のイザベル・ユペールや、フェスティバル・アンバサダーの橋本愛らがレッドカーペットを彩った。
レッドカーペットを華やかに彩った映画人たち。まずガラ・セレクション作品『義足のボクサー(仮)』からキャストの尚玄、南果歩、金子拓平が登場。尚玄は「実はコロナの影響で一度撮影が止まったがその間もずっとボクシングの練習を続けていた」と完成を喜び、南はブリランテ・メンドーサ監督との撮影に「実は過去に一度映画祭の審査員としてご一緒させていただいた」と縁を明かした。
東日本大震災から10年後の福島を舞台にした、ジャパニーズ・アニメーション部門『フラ・フラダンス』からは水島誠二総監督とボイスキャストが登場。自身もフラダンス経験者という美山加恋は「フラダンスのようにどの国の方が見ても思いが伝わる作品になったと思います」。福島県出身の富田望生は「フラガールは私が初めてあこがれを抱いた女性たち。参加できたことは一人の女の子としても地元出身者としてもうれしい」と笑顔。
Nippon Cinema Nowで「人間の心理をえぐる鬼才」と題し特集される𠮷田恵輔監督も登場。「近所のじいさんばあさんにも“すごいのに選ばれてるんだって”と言われました」と喜びのコメント。
第34回東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛は、シースルー素材も目を引く花柄のロングワンピース姿で登場。「皆さんにとって、より楽しい映画祭になるように努めたい。また今年は本当に楽しい作品がたくさんあるので、こんな作品があるよと知ってもらえるよう頑張ります」と意気込み。